KAYOKO KAJISA

ひびのこと

いす旅立ち

双子椅子が完成~

仕上げましたらこんな感じになりました。

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先日、出来立てのダイニングチェアを納品してきました。

喜んでもらえると、うれしい気持ちがぽかぽかなります。

誰かに使ってもらえることってほんとにありがたいことです。

楽しい家族だんらんの中に、この子(イス)たちは溶け込んで生活の
一部になっていくんだなぁ。

 

「31536000分の1のいま」

「31536000分の1のいま」 展に出展します。
題名と主旨がとても気になる内容です。

作家13人が同じテーマのもとそれぞれの角度から作品を制作、
展示となります。

わたしはPart 1 の出展になります。

興味がありましたら是非足をお運びください。

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「31536000分の1のいま」 展

地球45億年の歴史を1年にたとえるならば、
産業革命以 後の200年はたったの1秒あまり。

その1秒で地球を破壊 しつつあるのが人間なら、
その1秒に芸術のめざまし い進化を見せたのも人間。

はたして私たちが出会い、 共存しているこの1秒は最後の1秒でしょうか、
それと も私たちの表現と創造が次の1秒へとメッセージを繋 いでいくので
しょうか。
( 31536000という数字は一年間の秒数をあらわしていま す。)

<会期>

2014年
Part 1  9月8日(月)~13日(土)
Part 2  9月15日(月)~20日(土)

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Gallery K

〒104-0031東京都中央区京橋3-9-7京橋ポイントビル4F
Tel/Fax.03-3563-4578 galleryk@nifty.com
http://homepage3.nifty.com/galleryk 
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海のぞいた

海をのぞきみた。

はじめてのこと。

テレビや映画、写真。見たことは何回もある。

自分の目で直接みたのは今回初‼

海だけど、空を飛んでた。そんな気分で眺めた。
海中の岩山を飛び越えながら上から見下ろす。
自分の下へ下へと展開していく景色にただただ興奮するばかり。

新しい感覚。

おおきな新発見。

 

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へちま

夏と言えばぁ?

そう‼ へちまー‼

わたしの夏の大好物です。

鹿児島から東京に来てからは、「へちまはタワシでしょ」と言う方がいっぱい。

違います。へちまは食材です‼

わっせうんまか‼ です。(鹿児島弁でとてもおいしいの意)

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うちの定番は「へちまそうめん」
ちょうど、富山のお土産にそうめんいただきました。

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へちま皮むき乱切りてんこ盛り鍋一杯。

油ひいてへちま入れて無理やり蓋‼

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すると、あ~ら不思議お水いっぱいになるので、豚肉・味噌・砂糖を投入。

出来上がり。簡単。うんまか。

あとはそうめん茹でまして、つけ麺スタイル。

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うーん。見た目はいまいち(笑)

味は最高ー‼

 

 

削る

うーん汗だく!!
ひたすら椅子を削り出してました。

角材を椅子の形に圧着した後は、ノミと木槌とひたすらチェーンソー。

ノミと木槌で大まかに粗取りして、丸みのラインをチェーンソーで削りだしてく。

チェーンソーの先と根元をうまく使い分け、刃の角度と木の質に気を付けながら、
なるべくなら最小限の力で削りあげたい。

双子ちゃんみたいなダイニングチェア。

あともうひと踏ん張りで完成~

楽しみ楽しみ♪

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お酢パワー

6月にお酢入り紫蘇ジュースをたくさん作った。

4リットルくらい。それを水やソーダで4倍に薄めると、とても美味い。

この夏は飲み物に困らないぞー‼ なんて思ってたら、あっという間になくなた。

なので次はお酢たっぷりスモモジュース作った。

夏の工房作業はほんとに暑い。

じっとしてても暑いのにチェーンソー振り回すから、なおさら暑い。

お酢には疲労回復の効果があるらしい。
筋肉の痛み、肩こり、疲れ目などなど。。。

他にも血圧低下、カルシウムの摂取、冷え性改善、肥満防止、便秘解消などなど。。。

うーん。お酢って凄い万能なんだなぁ~

夏の力仕事にはもってこいの飲み物。

お酢パワーで残りの暑い夏をのりきるぞぉー‼

ジュース

 

 

 

屋久島 2

九州で一番高い山は屋久島にある。

鹿児島で生まれ育ったけど、そんなの全く知らなかった。

観光案内所で見た風景写真があまりにも魅力的だったから、予定にはなかったけど
登ることにした。

宮之浦岳。

山の中を歩き、川を渡り、湿原を抜け、ロープで岩肌をよじ登る。
退屈する暇なんてない。次々にいろんな景色に出会えるから

ただ一人その時間に溶け込む。
贅沢な時間。

想像以上の景色が続く登山道。

 

すると視界は一気に開ける。

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頂上まで残り500メートルという看板。
そこからが本当にきつかった。
一歩。一歩。一歩。

 

山頂に立つ。
その場でゆっくり一周まわる。
空に向かって両手を大きく広げた。

 

屋久島

テントと寝袋。
屋久島へ一人旅。

空も水も緑も全てが濃い。
山三昧の旅。

早朝4時半に一人、白谷雲水渓。
まだあたりは真っ暗で、ヘッドライトを頼りに山の中へ。
真っ暗な山はよそよそしくて、まるで結界が張り巡らされているみたい。

朝方の山は不思議な音がたくさんした。
天狗か山伏が吹くほら貝のような、笛のような音。
大きくなって、小さくなって、高くなって、低くなって。
とても不思議なメロディーで鳴り響いてた。

山の中で迎える朝。
とても特別な朝のように感じたけど、ここでは毎日繰り返されている、いつもの朝。

わたしの知らないところで毎日この朝は迎えられていると思うと、
少したまらない気持ちになった。

 

asahi

 

それでも、ぼんやりしていた世界の輪郭がはっきりしてくると、
とてもすがすがしい気分になった。
よそよそしかった山が開けて、おはようって言ってきた。

そのおはようは、わたしの体の隅々まで行き渡って
勝手にこの山の一部になれた気がした。

 

コケ

 

 

おはよう。

そして感謝。